ネアリカ in 早稲田レポート | New 天の邪鬼日記

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小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。

 どしゃぶりのなかを早稲田にいってきましたー!
 文学部の正門をはいると、いきなり左手にすごい作品があった。「自販機風立て看板」とでもいうのだろうか。ジュースの自暴販売機じゃない、自動販売機を模した板にカンやペットボトル、その下にボタンが並び、取り出し口にはオレの写真がある。
 すげーすげー、マジ目立つ。奇作、珍作、傑作!
 「ね組」(ネアリカ組の略)やるなー。これだけですばらしいアートだぞ。
0610早稲田自販機
左から千春、正宗、奈央、碧、早稲田最強の美女軍団。

 その頭脳を勉強に使えば、出世できるのに。
 と、出世をあきらめて、どんどん道を踏みはずしはじめた「ね組」は学食で待っていた。体育館級のスペースと高い天井のオープンカフェにたくさんの生徒たちが飯を食っている。
 美女軍団とともにオレも今日のネアリカ・ワークショップのチラシをくばる。学館のなかにセブンイレブンがあるのには驚いた。
 学食のなかに派手なディスプレーをほどこし、3つのテーブルに巨大ネアリカを3枚ならべ、毛糸を貼りはじめる。
0610早稲田ネアリカ1毛糸を武器に学食占領

 学外からきてくれた、のっぽのトシ、あかり、リエ、チホ、ゆうき、T・なみ、W・なみ、直子などなど、アメリカからキリスト教会研修中のウィニー、スージーも参加してくれた。もちろん学内からも一文、二文、教育学部からもたくさんの学生がかなり独創的な作品を15cmX15cmのグリッド内にそれぞれつくりあげる。とちゅう授業にいっても、またもどってきて貼りたくなっちゃうのがネアリカの魔力だ。
0610早稲田ネアリカ2ネアリカはあちらとこちらを結ぶ虹のトンネル。

 学外組と「ね組」ががっちりとタッグを組んで、朝の太陽、昼の虹と雲、夜の月と星とフクロウが一日で完成させてしまった。どんどん空白が埋まっていく過程は壮観だ。みんなもコラボレーション(共同製作)のだいご味に歓声をあげる。
0610早稲田ネアリカ3「神の肉」を読み、来週からメキシコにいくユウキ。

 午後2時くらいから貼りはじめて、あっというまに6時をすぎる。記念撮影やら片づけをして、学食で打ち上げだ。
 早稲田の学食ってパライソ!(スペイン語で「天国」)
 学外からもこられるし、ビュッフェ形式のメニューも豊富だ。オレがたのんだのはサンマの塩焼き、なんと130円!! 五穀米ごはんも白米と同じ70円だし、量り売りのサラダバーも20種類くらいある。
 外から缶ビールを持ちこんで乾杯した。大仕事を終えたあとのビールは天使のオシッコのようにうまい!(メキシコのジョーク)
 マジ、楽しかったわ。50歳で早稲田に通う明子さんの気持ちがわかる。オレも試験と授業がなければ早稲田に入学したい。
 もちろんアトリエは学食で。
 来週にある講演会の教室が決定しました。講演内容はネアリカやウイチョル族を中心にネイティブの知恵など、「Be here now(今ここに生きる)」の奥義を伝授いたすぞ。
 学食を目指してじゃない、講演を目指して迷える魂全員集合!(打ち上げもあり)

 AKIRA講演会&ネアリカ・ワークショップ
 10月13日(金)15:00~17:00(14:30より受付・開場)
 早稲田大学文学部 戸山キャンパス・学生会館 W406+407(地下鉄東西線「早稲田」下車。徒歩5分)
 参加無料。途中入場OK。一般参加歓迎。
 参加予約:メール
 問い合わせ:メール。電話080-3253-1884。

 今日はとんでもない明晰夢を見て、早朝4時半に起きてしまった。アマゾンでシャーマンの儀式に参加する夢だ。おまけにアイヌのシャーマン・アシリ・レラさんと沖縄のシャーマン根間ツル子さんも登場し、「勇者の歌」を聴いて夢のなかで泣きまくり、起きたら本当に枕が濡れていた。
 こんなにはっきりおぼえていられるなんて、ただの夢じゃない。むしろ記憶が消えないサイケデリック体験に似ていた。「リーディング・ドリーム」と呼ばれる「指導夢」だろう。
 おかげで大風と雨が暴れまくっていたのに夜が明けると、雨はやみ、青空が広がってきた。
 今、花火大会決行のアナウンスが警察署から流れた。
 南北2大シャーマンのおかげで、天まで味方についてくれたか。
 どんどん当日参加してね!