おとといは宮古島からきたタマミと宮古島養護学校ライブの打ち合わせをした。
タマミがもってきた学校祭のビデオを見る。職員たちがバンドをつくり、ダンサーチームまでつくって「ぬちどぅ宝」と「なんくるないさ」を演奏したんだ。ほほえましい風景に笑いころげ、子どもたちや父兄が踊る姿に感動した。
うれしいなあ。自分の歌が日本のはずれにある南の島で歌い継がれ、子どもたちを喜ばせるなんて、最高の幸せだ。
宮古島養護学校のライブは11月29日(水)に決まり、他の離島ライブはそれに会わせて組まれる。職員や子どもたちに参加してもらう童話オペラ形式にしたい。夢がふくらむなあ。
タマミと美雪がヨコの胸に手をあてて祈る。
見慣れた友人たちからふうっとオーラのようなものが立ちのぼり、まるで宗教画でも見ているように神聖な瞬間に立ち会った気がした。
早稲田祭いってきました。
すごい人で大隈講堂の屋台村は行列だらけ、こんなに盛りあがってる学園祭は初めてだ。
われらの「ね組」は文学部キャンパスでコスプレしながらビラを配り、いちばん目立っていたぞ。(とくに学ランピカチューの正宗!)
文カフェは美術作品や写真の展示会場となっている。
おおー、カフェのショーウインドウにひときわ輝く巨大作品が3枚あるぞー!
百数十人を動員し、完成したネアリカである。
感歎する客たちに説明するナオも超一流のネアリカ・ガイドになりきっている。すばらしいぞ、就職活動にはまったく役に立たないムダ知識。いやいや、世界でネアリカを語れる貴重な数十人に君たちはなったのだ。
ワークショップがおこなわれている228教室も大盛況だった。黒板の上には液晶画面が設置され、桐田くんが撮影編集したネアリカプロジェクトのドキュメンタリー映画が上映され、会場にはオレのCDが流れている。
参加者全員に15X15センチの板が配られ、好きなように毛糸を貼ってもらう。期間中に数百人がネアリカを体験し、オレのネアリカに参加した550人と会わせれば、1000人以上の日本人がネアリカを制作したことになる。世界中探してもそんな国はないし、地球の裏側に住むウイチョル族がこれを知ったら腰を抜かして驚くだろう。
早稲田「ね組」とオレをつないでくれた矢口明子さんが登場する。ガンから奇跡の生還をした50歳の大学生である。オレは真っ直ぐヨウコのもとへ引っぱってくる。
ついにこの出会いが実現したんだ。
「ヨウコさん、はじめまして……明子です」
ふたりはごく自然に抱き合う。
「会いたかったです。すごく、すごく」
ヨウコの目から大粒の涙がこぼれ落ちた。
ヨウコの右胸にあるガンに手をあてて、明子さんは祈る。
「いつか心から笑える日がくるわよ。絶対に!」
命が命を呼び、魂がめぐり会う。
小説でもありえないようなドラマをネアリカの毛糸はつないできた。
早稲田「ね組」のみんな、本当にありがとう!
生きることにひたむきな最高の仲間に出会ったよ。
そしてネアリカに参加してくれたみんな、このブログを読んでくれるみんな、
すべての出会いは魂の家族だ。
インラケチ(あなたは、もうひとりのわたしです)
※ 早稲田「ね組」のミクシネーム
「ネアリカ★まる♪」、「ネアリカ★スミス」、「ネアリカ★サローラ」、「ネアリカ★まさむね∞」、「ネアリカ☆まっしゅ」、「ネアリカ★踊れパンダ」、「ネアリカ★みどり」
※「ヨウコ歓迎こたつライブ」
11月11日(土)17:00~
ライブ1000円+食事1000円(酒と寝袋は持参。泊まる人は「宿泊希望」と明記)
住所:西東京市泉町6-9-13 コーポキャロット302(地図)
西武池袋線保谷駅の改札を出て左へ。
階段下りると正面に居酒屋ポン太、右にパチンコ屋があり
その間を通り、突き当りを右で道なりに15分。
中町交差点を右。(手前にコンビニアップルマートあり)
曲がると音楽教室が見え、そのアパートの3階
階段上って左です。
15人限定なので、お早めに予約メールください。嶋村俊光宛。電話042-421-9995。