ハロウィン肖像画6 アリス | New 天の邪鬼日記

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小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。



人は、「BODY」(体)「MIND」(心)「SOUL」(魂)でできているという考え方を古代からしてきた。

あなたの魂は今回の人生で学びたいテーマに合った人生の脚本(ブループリント)を書き、衣装(肉体)を選んで生まれてくる。

「MIND」はその記憶をもたないが、「SOUL」は憶えている。

「SOUL」は裏側から「BODY」と「MIND」を導き、さまざまな試練を乗り越えさせることによって、天国で描いた脚本を実現させていく。

我々の祖先はこの世界観がが真実かどうかではなく、現実的なメリットで選んだのだと思う。

この世界観を選ぶメリットは、

自分の存在を肯定できる。

自分の人生に誇りがもてる。

失敗や試練に対して自分で責任がもてる。

自分の命、他者、世界に対して感謝が生まれる。

 


北海道室蘭市に生まれたアリス(和田厚子)は、12歳のときに父を突然の交通事故で亡くし、ショックで一時的に場面緘黙(人前で話せなくなる)となる。

父の死により進路変更を余儀なくされた姉の精神状態が不安定になり、母と二人で姉を腫物を触るように暮らしていた。

 

アリスは高校時代にキリスト教会で聖書のお話し会に毎週通っていた。

ニュージーランド出身の奥さん特製お菓子を楽しみにし、18才の時に1年間ニュージーランドへ留学した。

キリスト教の洗礼受け、伝道師を目指した。

父を亡くしてから「人は死んだらどこに行くんだろうなぁ」と考え、キリスト教は神さまのいる天国行けると思ったら心が救われたからだ。

しかし伝道師にならなきゃって思えば思うほど、十戒を守れない自分を責めてしまい、かえって苦しくなってきた。

 

25歳で実家を飛び出し東京の学校へ通い、そのまま東京で38歳の時に結婚する。

2011年姉が病死し、その3年後に母を老衰で亡くす。

蓋をして見ないようにしてきた心の傷に気づき、心が不安定になり、うつにまで落ち込む。



2014年6月に全曲AKIRA歌のミュージカル「ウレシパモシリ」に感動する。

2015年11月AKIRA ライブ初参加、2018年5月滋賀AKIRA秘伝伝授合宿、2018年9月埼玉AKIRA歌のれん分けシンガーワンデーセミナー に参加し、心が通じ合う友がどんどん増えていく。

2019年8月の琵琶湖でのAKIRA birthday船上ライブで合宿メンバーとの演劇での一体感と喜びを、自分の誕生日ライブでも味わいたいと思った。

2020年秋口に腫瘍が見つかり、2021年1月の再検査で乳がんの告知をうける。

同時期に夫の癌も発覚し、アリスは5月に乳がんステージ1の手術をうけ順調に回復する。

 

アリスは小さい頃から、「わたしには探し物がある」という気持ちのまま道に迷い続けてきた。

「アリス」という名はは一番自由だった5歳の頃の自分(インナーチャイルド)でもあり、ハイヤーセルフだと気づいた。

AKIRA歌のれん分けシンガー仲間の命を全うする死にふれ、「今やらなければ明日はない!」と、自分で脚本を書き、歌うアリスオペラ を2021年11月27日(土)におこない大成功をおさめた。

 


どんどん明るくなっていくアリスを見てきたオレは、アリスの魂が何を描かせたいのかを考える。

さまざまなイメージを組み合わせながら、魂の願いを二次元の絵画へと昇華させていく。

のれん分けオリジナル曲で「Alice in wonderland」を作ったので、今回の絵もその路線で考えていたが、急成長していくアリスの魂はネクストステージに導くような絵を望んでいるように思えた。

そこで降ってきたイメージは、「祝福」だった。

今までの自分を祝福し、これから出会う人々を祝福する存在としてのアリスだ。




教会と花のつぎに、いきなりオレがギリシャのクレタ島に住んでいた時、教会で見たフラワーオブライフ思い出した。

 



フラワーオブライフ(命の花)は、世界中で見られる。



写真①スコットランド、② イスラエルではガリラヤとメサダの古代ユダヤ教会、 ③ 中国の紫禁城、 ④ トルコの都市エフェソス、アッシリア、 ⑤ 6000年前のエジプト・アビドスのオシリス神殿、⑥インド、⑦ドイツ、⑧ブルガリア、⑨スウェーデン、➉フランス、⑪チェコ、⑫ギリシャ、

そのほかスペイン・コルドバの「ラ・メスキータ」、13世紀からのイタリア美術、イギリスやアイルランド。

日本の神社や狛犬の玉にもあり、



東京都東銀座宝珠稲荷神社の狛犬、



千葉県佐倉市八幡神社狛犬、札幌市上稲荷社の狛犬など、まだまだありそうだ。

レオナルド・ダ・ヴィンチも黄金比(フィボナッチ数列)でできているフラワーオブライフを研究し、モナリザを描いている。



フラワーオブライフは、「神聖幾何学」と呼ばれ、宇宙を支配している法則を図形に落とし込んだもので、生命エネルギーシステム、生命の創造パターンを形にあらわしている。

 



教会の窓をフラワーオブライフ で飾り、上部に13通りのパターンとして描かれる「メタトロンキューブ」(地球上に存在するすべてのものが、ここから作り出されている)を書き加える。


アリスのひたいには、「ヴェシカ・パイシス」と呼ばれる受精卵の細胞分裂を描いた。



ひとつの円(受精卵)が2つに分裂すると、中央に「クリエイションオブライト」(光の創造)、または「神の目」、「第三の目」が生まれる。




円が女性のエネルギーで、花びらが男性のエネルギーと考えられ、アリスの目には、女性性を示す円を描いた。

あごの部分は開いた花びらを描き、言葉による癒しを表している。

 



フラワーオブライフを言葉で表すと、「すべてはひとつ」。

「みんなでひとつの命を生きている」。

「ウレシパモシリ」(アイヌ語:育み合う大地)、「ミタクェオヤシン」(わたしとつながるすべてのもの)、「インラケチ」(あなたはもうひとりのわたしです)などだ。

 

この絵は命の花を咲かせるアリスを根源的な探求に導き、健やかなるときも、病める時も、うまくいくときも、悩めるときも、愛する力と希望を与え、永遠に見守ってくれるだろう。

 


F15号(652×530mm12万円。


タイ・サムイ島

1、のりちゃん(愛知)



2、アコ(北海道)


3、かおりん(埼玉)



スリランカ・ウナワトゥナ

4、お花ちゃん(大阪)



5、さつき(愛知)



6、アリス(東京)

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7、アール(北海道)

8、りえ(北海道)

9、コジコジ(栃木)

10、かずよん(神戸)


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