ユタ その壱 | New 天の邪鬼日記

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小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。

 「ぬちどう宝」沖縄ツアーのフライヤー(A4サイズのパンフレット)を締め切りギリギリでタケちゃんと完成させた。
0603沖縄パンフ
 かなりいいっしょ?
 この鼻水坊やはオレの撮った写真だけど、じつは日本人でなくチチカカ湖のペルー人なのだ。
 日本ではこんな笑顔の子供をなかなか見かけないよね。
 最近は沖縄モードなので、いちばん興味のあるシャーマニズムについて書いてみよう。
 
 沖縄のシャーマンを「ユタ」と呼ぶ。
 ヨーロッパの魔女狩りと同じように、明治政府や日本政府によって「ユタ狩り」がおこなわれてきた歴史もあり、今は「カミンチュ(神人)」と呼んだ方がいいと沖縄本島の人からアドバイスされたこともある。
 インディアンやインディオのシャーマンは薬草などをつかう医者も兼ねるが、現代のユタは精神科医の役割が大きい。
 結婚や新築の吉凶を占ったり、病気や災難のカウンセリングをしたり、東北のイタコのように死者のメッセージを伝える役割だ。
 ユタは女性が多い。
 「女はカミンチュ(巫女)、男はウミンチュ(漁師)」というくらい神事は女性が司ってきた伝統がある。
 しかしユタの多くは「なりたくてなった」わけではない。肉親や夫との死別や離婚、自らの臨死体験などをとおして「カミダーリ」(神がかり)になり、人智を越えた力を身につけるという。
 「カミダーリ」は一種の狂乱状態で、統合失調症(精神分裂症)、幻覚、幻聴、多重人格などと同じ症状だ。日本の本土では病院に隔離されてしまうが、沖縄ではそれを「サー・ダカ・ウマリ(さがが高い生まれの人)」とか「カン・ダカ・ウマリ(神性が高い生まれの人)」と呼んで、リスペクトする土壌がある。
 世界中のシャーマンに導かれてきたオレにとってアイヌとの出会いも目からウロコだったが、沖縄もシャーマン大国なのである。
 オレは今まで2回沖縄にいったが、シャーマンと接する機会がほとんどなかった。
 6日連続ライブ、4日連続ライブなどハードスケジュールだが、なぜか胸騒ぎがするんだよね。
 出会える気がするの。
 すてきなシャーマンに。

 出会いは自分が雨ざらしになったとき、カミナリのように落ちてくる。

 2週間後の沖縄がスッゲー楽しみ。
 沖縄在住の友だちがいる人は、オレに「フライヤー希望」とメールを送ってくれればその友人の住所にフライヤーを10部単位で郵送します。
 今んとこ決まっているライブスケジュールはこんな感じです。

4/8 (土)那覇 「ワラバカフェ」
〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2-12-35
Tel:098-861-7585

4/9(日)今帰仁 「ビーチロックビレッジin夢有民牧場」

4/11(火) 東村高江 「やまがめ」

4/12(水)コザ 「プラスナイン」
〒904-0004沖縄市中央4-1-5-B1
Tel:090-3792-0244

4/13(木)浦添 「groove」
浦添市勢理客2-18-10
Tel:098-879-4977

4/14(金)北谷 「アント・ル・ポ 」
那覇市北谷町砂辺098-926-1736

4/15(土)宮古島 「TOMORI398」

4/16(日)宮古島 「久松館」
〒906-0014 沖縄県宮古島市平良字松原120
Tel:0980-73-8157

4/20(木)西表島 場所未定

4/21(金)波照間 「パナヌファ」
〒907-1751 沖縄県八重山郡竹富町字波照間475
Tel:0980-85-8187

4/22(土)石垣島 「カフェ・タニファ」
石垣市大川188
Tel:0980-88-6352

4/23(日)石垣島 「地母屋」(じぃまみぃや)
石垣市石垣97-2
haisaionsens@mail.goo.ne.jp

マキちゃんの放射線治療がはじまりました。
 みんな「自分のやり方」で、祈ってください。